片岡タイムズ

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GSL編集部、UPSETでの活動記録

皇后杯、JXが優勝!

皇后杯、JXが優勝!
4年連続21回目。
JX 91-67 富士通

献身的な間宮選手、オールラウンドな渡嘉敷選手のコンビからなる強力なインサイド陣は相変わらずに、FT後のスリークォーターのプレスディフェンス、リスクを覚悟の超前掛かりな強めのプレス、ハーフラインを超えた際のトラップ、マンツーマンプレスとディフェンスのバリエーションンを増やされていたのが印象的。

アカツキファイブとの相関性も感じさせる流動的なオフェンス、藤岡選手に代表される若手の台頭と、さらにバージョンアップ。非常に強かった。

JBA動画の記者会見での吉田主将、トムHCのコメントも印象的。新しいことへのチャレンジには、選手の知的好奇心、探求心、挑戦することの楽しさを刺激する狙いもあったのか、と何となく連想。トムHCの穏やかな笑顔や流暢な日本語も非常に素敵だった。

「優勝してホッとした、という言葉が、率直な意見を聞かれた際の選手のコメントで出ることが多い。『それは良くない。優勝して嬉しい、そういう気持ちに変えることが僕のゴールだ』とトムHCが言ってくれた。選手も、最初は「勝ちたい、優勝したい」という気持ちでスタートしたが、何処かで必要以上にプレッシャーを感じていた。トムの言葉もあり、プレーを楽しむ事が出来た」(JX吉田主将コメント)

富士通は本当に力のある危ないチーム。2年前、23点差を追いつかれ、延長で負けたことがある。そのイメージがあった。最後まで、最後まで、と何回も言った。ウチの選手は負けたくない、じゃなくて勝ちたい、という気持ちが本当に強い。「20年前、ヒューストンロケッツのHCが『Heart of Chamion』と言っていた・僕もそういう考えがある。が、ここにいる選手(吉田、渡嘉敷、宮澤選手)だけではなく、皆が『Heart of Chamion』を持っている。」(JXトム・ホーバスHCコメント)

※※質問※※
20年前、ヒューストンロケッツのHC、×▽■×▽▽☼が、『Heart of Chamion』と言っていた、、、の×▽■×▽▽☼の部分が聞き取れず。何と言われていたんでしょうか??

バスケット・カウント誌の記事(http://basket-count.com/article/detail/1573)よりコメント引用。

富士通の小滝HC「JXは去年よりも強くなっている。ただ、背中は遠いけど追えない背中ではないと思っています。今日は完敗かもしれないけど、私は自信を持って選手たちをコートに送り出している。絶対に倒せると思っています」

また、リーグ戦、プレーオフと続く戦いが楽しみ。
JXファンの皆様、おめでとうございました!