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片岡タイムズ

GSL編集部、UPSETでの活動記録

Number925号 アドラー心理学

最新号のNumber925号にはバスケット関係記事が多い。


1つは、お馴染みの宮地陽子さんNBAコラム。数十年ぶりにサウスイーストディビジョンで優勝をしたワシントンウィザーズについて。2つ目は、ゴンザカ大学で奮闘する八村塁選手、1年目の総括や、ゴンザカ大学の心温まるエピソード。そして3つ目は「10代と向き合うために大人が出来る事」というテーマで女子の萩原美樹子さん、ERUTLUC鈴木良和さん。


本号は「嫌われる勇気」・「幸せになる勇気」で広く知られるようになったアドラー心理学をテーマとしている。書籍共著の著者である岸見一郎と古賀史健氏も記事や対談記事で登場。


アスリート、スポーツコーチとアドラー心理学の親和性に着目し、各スポーツ選手のエピソードを織り交ぜながら解説を中心に記事が続く。卓越した成果を出しているアスリートの価値観や言動を、『目的論』・『課題の分離』・『共同体感覚』・『競争からの解放』・『横の関係』というキーワードを軸に解説している。


荻原、鈴木両氏が登場する「10代と向き合うために大人が出来る事」内での記事では、アドラー心理学の中でスポーツコーチングに有効な考え方などを踏まえた上で、鈴木さん、荻原さんの指導哲学が紹介されている。バスケットの教科書シリーズでも登場したルーマンの教育人間論も。スポーツの指導者は選手の人事権を握っている状況に着目し、体罰が発生してきた日本のスポーツ界の文脈も分析。その上で、ご自身が目指す指導者像が語られる。詳しくはNumber誌で。


話題になった書籍という事で「嫌われる勇気」・「幸せになる勇気」もそれなりには読んでみた。スポーツのエピソードと絡むと分かりやすいことも多く、その時には気が付かなかった発見も多く、スポーツを通じて知識が少し増えたような感じがするので有難い。


追伸
アスリートと読書の項目では100年に一人の逸材、棚橋氏もも登場。『シンプルに考える』(森川亮さん著)も紹介されてました。


そして、毎度ながら、柴山幹郎さんのスポーツ映画コラム『映画はスポーツが好き』は面白い。今回はティン・カップ。大好きな映画「俺たちダンクシューター」が紹介された時は涙が出るほど嬉しかった。