片岡タイムズ

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GSL編集部、UPSETでの活動記録

LEGRO と LIGHTzがサッカーの未来を拓く 分析 AI【FINED(ファインド) 】

人工知能を活用した新次元プレーヤーの育成
LEGRO と LIGHTzがサッカーの未来を拓く 分析 AI【FINED(ファインド) 】の共同開発を開始

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経済産業省スポーツ庁のデータによると、日本のスポーツビジネス市場規模は、現状の5.5兆円から2025年には15兆円規模にまで拡大することが見込まれているようです。そんな中、スポーツの業界(UPSET)で働かせて頂いていると、パワフルで魅力のある方々にお会いする機会に恵まれます。

 

冒頭に記載をした分析AI【FINED(ファインド) 】の共同開発を進める株式会社 LEGROの代表取締役である相原大介さんも、その中の一人。

 

株式会社 LEGROは、サッカーのジュニアスクール運営、指導者支援、海外へのフットボール留学支援を事業としている会社。

 

以前、相原さんには現在の事業、事業を通じて実現を目指している事を伺った。特に、サッカーの指導法に関する哲学では、競技の特性や本質を考え抜かれており、多角的な視点、洞察力に圧倒されるばかり。サッカーという混沌とした競技の中、選手が適切な判断を出来るような様々な視点や考え方を伝授されているお話を伺った。今回、冒頭に記載をした【FINED(ファインド) 】という分析AIにも、そのエッセンスを活用していくらしい。(恐れ多くも、私も、様々な方に教わって、自分も納得できたバスケットボール勘や、悪戦苦闘する中で自分の中で感じている競技の特性をお伝えしたりもした)

 

株式会社LIGHTzは、AIによる熟達者ノウハウの技能継承 サービスを提供する事業をしており、バレーボールなどの分析ソフト開発などで大きな実績がある会社様らしい。

 

本件は、サッカーの分析AIに関するプレスリリースであるが、バレーボール、サッカーと続き、バスケットボールや、他のスポーツなどへの展開も視野に入れている様子。なので、もし、バスケットボールの分析畑の人や、科学的なデータの活用や、AIとバスケットボールの領域への活動に興味のある人には、是非、共同開発の全体像が分かる、非常に読み応えのあるプレスリリースのPDFファイルを読んで頂きたい。

 

本件で興味のある方には、プレスリリースの内容や詳細をお伝えできるので、ご一報下さい。
※情報量が非常に多く、SNSには向かない/自分では表現しきれないので、サラッと記載。

 

追伸


株式会社LEGROさんが掲げる「LEGROが大切にしている考え方や価値観」、最上段にある価値観の表現が非常にわかりやすくて好き。https://www.legro.co.jp/

 

① “目標となる未来”から今を考えます

現在の延長線上にある(笑顔と成長機会が多いとは言えない)未来を認識した上で、それとは異なる、持続可能で目標となる未来の姿を想定し、その実現のために今やるべきことを考え実行します。

 

この、「現在の延長線上にある(笑顔と成長機会が多いとは言えない)」という部分のきめ細かな言語表現が大変印象に残る。相原さんに言葉のチョイスの理由を伺った事もある。それに対しても非常に論理的に回答を頂いた。未来から逆算して今を考える思考をする際も、現在の延長戦上にある未来との対比だと、よりリアルになるし鮮明だ。笑顔と成長機会が多いとは言えない、という括弧書きも分かりやすかった。

※相原さんだけの写真が無かったので、自分も映ってる写真で代用。パターンランゲッジという考えで、コーチングの初心者の方が陥りやすいアレコレを編集した独自の冊子を制作されている。